あんしん生命の「マーケット・リンク」パフォーマンスはどれくらい?

2017年8月から東京海上日動グループのあんしん生命が提供を始めた

新変額保険(有期型)「マーケット・リンク」

発売開始したばかりということでその運用実績への関心が高い方も少なくないでしょう。

今回はマーケット・リンクの主要ファンドである

外国株式、外国債券について過去の運用実績を見いきたいと思います。

 

発売されたばかりの商品なのに運用実績を分析できる?

 

実は多くの投資信託は「マザーファンド」と呼ばれる母体となる投資信託が存在します。

このマザーファンド方式では運用はマザーファンドで行い、

参加の方法(入口)が確定給付年金だったり、証券会社だったり、銀行窓販だったりします。

 

以前にも複数の証券会社にまたがって運用している自分の株式や投資信託の運用を一箇所にまとめて分析するサイトとして「モーニングスター」のポートフォリオ機能をご紹介しましたが、今回もそちらを利用します。

 

あんしん生命の商品ページを見に行くと注意事項の少し上に運用レポートへのリンクがあります。

またはWebページや商品パンフレットでもファンド名などが確認できます。

ここから運用ファンド名を確認して、ポートフォリオで検索をします。

 

ファンドの中には<機関投資家向け>というのがありますが、

コレ以外のファンドは殆どの場合にポートフォリオで検索して分析が可能です。

・ノムラ海外REITなどの目玉ファンドの過去実績分析ができないので残念ですが。

 

 

ポートフォリオで積立プラン設定をする。

 

今回はアクサ生命のユニット・リンクと比べやすいように

東京海上の外国株式セレクション、外国債券セレクションは2009年2月〜2017年9月まで。

日興コーディアルの新興国株式は2009年12月〜2017年9月までで設定しました。

※セレクションの方で選ばないと積立プランは試算ができません。

外国株式Sや外国債券Sではなく、セレクションを選んでください。

 

ポートフォリオは無料でユーザー登録が可能です。

登録を完了したらポートフォリオへログインをして、

ファンドを追加していきます。

 

毎月10,000円ずつそのファンドに投資をしたらと仮定し、

上記期間と毎月1日に買い付けをすることにします。

※買い付け終了日を空白にしておけば最新まで自動で計算してくれます。

純粋な運用パフォーマンスを比べたいので買い付け手数料は0%

 

ポートフォリオのパフォーマンスタブを選ぶと次のような画面になります。

 

外国株式と外国債券は104万円積み立てた原資、

新興国株式は94万円が積み立てた原資となっています。

そしてその運用実績は

外国株式 1,816,646

外国債券 1,272,628

新興国株式 1,304,521

増減は損益のところに記載されています。

これを利回りに置き換えます。

 

それ、野村に聞いてみよう♫野村マネーシミュレーター

 

国内最大の独立系証券会社である野村証券が運営しているマネーシミュレーターを

活用して利回りをざっくり計算します。

http://www.nomura.co.jp/learn/simulation/unyou.html

 

外国債券は毎月10,000円の積立で、123.7万円になっていました。

8年でこれと同じ運用結果になるように利回りを想像して入れていきます。

積立結果と合うように、ざっくり7%くらい?

ちょっと多すぎる結果なので6%?

今度は少なすぎるので6.5%?と刻んでいくと近似値にぶち当たります。

はい、マーケット・リンクの世界債券は6.35%という運用実績でした。

 

これと同じように世界株式もやっていきます。

世界株式は15.8%、低コストなインデックス型としてはかなり優秀です。

 

では新興国株式はどうでしょうか?

新興国株式は7.65%、これもなかなか優秀です。

 

ちなみにアクサ生命の運用実績は設定日から

外国株式プラス12%、世界債券4.5%、新興国株式は-0.44%というのが現在の利回りです。

※アクサ生命は運用レポートが出ているので騰落率から逆算しています。

逆算の方法は原資100万円(=ユニットプライス100)として、

野村マネーシミュレーターで

『元本を増やす』(緑色のタブ)で『何年かかる?』で

設定来の年月数になるまで数字を入れていきます。

目標金額は騰落率は設定来の数字が100から増減した部分だけなので

騰落率168は+100で入力する数字は268になります。

 

 

あんしん生命のマーケット・リンクは同じ期間で

世界株式15.8%、世界債券6.35%、新興国7.65%

 

これは信託報酬の差が運用結果の差に結びついたという見方ができるのかもしれません。

『アクティブ型がインデックス型を上回るパフォーマンスを出せることは稀』というのは

どうやらマーケット・リンクでも当てはまるのかもしれませんね。

 

ちなみにアクサ生命は直近5年だと外国株式17%超ですので、これもかなりすごいです。

え?それも試算してくれって?

いや、やり方分かったら是非ご自分で試算してみてくださいって。

※この記事は2017年9月時点の試算で、将来の運用結果を約束するものではありません。

 

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