世界へ投資をするなら何処の国が良いのか?

実に多くの著名な方々が『インデックスへ長期分散投資をしなさい』と言っています。

何度も繰り返しになりますが、アメリカのダウ工業株30種平均や世界の株式市場の平均値である

MSCI World Indexと連動するインデックス型であれば経済の活性化、

人口の増大に伴って株価は上がりこの理論が通用すると考えることが可能です。

 

その一方で成果を得るまでに時間がかかる、リターンが分散されるという点を

解消しようという場合にはどうしたら良いのでしょうか?

逆説的な言い方になってしまいますが、そういった方ほどアクティヴ型へ投資をすること

または株式投資をすることを検討するのが方法ではないでしょうか。

 

世界で最も国際競争力の強い国は何処か?

このような質問をすると多くの方は「アメリカ」と答えます。

確かにアメリカは世界の中心的国家ですし、経済の要でもあります。

TPPに関しても難癖つけて、結局参加しないなどわがままな国です。

日本は残念ながらそのアメリカが最大の輸出相手国なので、

アメリカ経済への投資も確かに堅実で手堅いのですが、正直面白みに欠けます。

投資で大切なのは勝つことであり、面白さは別という方がいますが

面白くないものを長い時間をかけてやるほど苦痛なことはありません。

 

喩えるならドラえもんの世界でのび太くんがジャイアンにケンカを売るようなものです。

アメリカはジャイアニズムを体現する国ですので、

戦争をしないと憲法で唄っている日本は戦ってもまず多くの場合に勝てません。

日本は戦い慣れていないのです。(戦車などの技術力は本当にすごいのですが、自衛隊は実戦経験がないので)

 

その一方で世界経済フォーラムによる調査で『最も国際競争力の強い国』ランキングでアメリカを抑え、

8年連続で世界一に輝いた国があります。

8年前、つまりサブプライムローン問題以降の世界で最も競争力のある国です。

さて、何処でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨーロッパの小国、永世中立国スイスです。

 

 

 

意外だったでしょうか?

スイスと聞いてイメージするものはいくつあるでしょうか?

アルプスや、世界の車窓からにも登場する鉄道…

 

有名な企業ではスウォッチ、リシュモン(カルティエ)、ロレックス、タグ・ホイヤーなどの高級時計ブランド。

食品ではあのコカコーラを抑えて食品企業における時価総額世界一のネスレ、

日本ではネスカフェやキットカットブランドで有名ですね。

 

世界の時価総額ランキングでは次のようになっています。

上位トップ10(11位)までを米国の有名企業が独占をしていますが、

12位の中国工商銀行(中国三大メガバンクの一角)に次いでランキングを占めているのがスイス企業です。

スイスの凄い競争力

ドイツ・フランス・イタリアなどの欧州の大国に囲まれ、自然に囲まれた小国であるスイスは

既にご紹介したように時計、医薬品、そして金融の3ジャンルにおいても突出した企業ブランドを構築しています。

 

EUに参画していながら自国通貨スイス・フランを堅持している点も

欧州の中心にいながら『永世中立国』という独自性を保っているととらえることができます。

 

時計のような精密機器で長らく高いブランド価値を維持し続けるためには

熟練の技、品質管理の高さなど多くのものが求められます。

列車の出発時刻なども欧州の他の国と異なり定時発車が基本と、日本と多くの共通点を感じられる方もいます。

 

欧州諸国の中にはイギリスやスイス、ドイツのように金融国家としての立ち位置を確立している国も少なくありません。

イノベーション、人口が減少していく社会の中でスイスのような小国の国家戦略は

日本が今後も国際社会で生き残っていくヒントとなるかもしれません。

 

スイス企業への投資

 

2012年12月18日に設定されたカレラアセットマネジメントの投資信託はローカル型と呼ばれる、

地域集中型の株式投資信託を扱っています。

日本では投資の機会が少ないスイス企業の株式へ投資をするのが本ファンド(スイス株式ファンド)です。

 

 

償還日が2022年12月15日と短めに設定されていますので、

それだけリスクが高いと判断することができますが、

大手証券会社では出来ないパフォーマンスを発揮しています。

運用開始から既にもうすぐ5年。

年換算複利での利回りは『20.73%』とかなり好調です。

 

スイスには国際機関などの本部が数多く設置され、法人税の実効税率が先進国として低い点も人気の秘訣です。

GDP対比の政府債務も少なく、生活必需品や医薬品など景気に左右されにくい分野での企業が多いため

安定した成長が見込めるのもスイス企業の魅力です。

 

その他、大和証券や損保ジャパン、UBS証券などでもスイス株式への投資ファンドは存在しますが、

まだまだ取扱数が少なく、運用実績にもばらつきがあります。

投資はあくまで自己責任ですが、ご自身の投資先がアメリカに少し偏りすぎているかなという方は

目先を少し変えてスイス株式への投資も考えてみてはいかがでしょうか。

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