【変額虎の巻1/2】ソニー生命に学ぶ投資におけるリスクとリターンはゴルフに似ている?

ソニー生命は国内で唯一、真面目に運用リスクについて契約者に理解してもらおうと考えている会社かもしれません。

ソニー生命が変額保険の契約者または検討中の方に配布している「変額虎の巻」は資産運用におけるリスクとリターンの関係を丁寧に説明した投資の教科書とも呼べる一冊です。

様々な投資の書籍がありますが、こと投資信託を活用したリスクとリターンの関係について右に出る資料を私は知りません。

ソニー生命以外の変額保険や投資信託での資産形成においてもその内容は応用することが十分に可能な内容です。

最も説明にはソニー生命の変額保険で選ぶことができる特別勘定(投資信託)が掲載されていますので、個別の投資信託の運用パフォーマンスや相関性は織り込んで考える必要がありますが。

※それを調べ上げ、理解するのがなかなか大変なのですが。

 

リターンもリスクの一種であるという理解

虎の巻の第1章では投資をゴルフに例えています。

 

 

川を挟んだ向こう側にグリーンがあるとして、ゲームを進めるためには川を越える必要があります。

グリーンまでの距離が十分であるならば多くのプレイヤーはドライバーまたはアイアンなど適度な飛距離のクラブを選ぶでしょう。

まさかパターで川を越えようなどと考えるプレイヤーはいないはずです。

この時の「ここまで飛ばしたい」「ここに飛ばしたい」が目標です。

この目標より飛ばなかった部分や飛びすぎてしまった部分をリスクと呼びます。

つまりリスクとは一般的に多くの方が使っている損失という意味ではなく、目標との乖離、ブレ幅の事を意味しています。

どれくらいの場所まで飛ばしたいのかによって選ぶクラブは変わってきます。

 

ソニー生命の特別勘定で言えば次のようになるでしょう。

クラブの種類 特別勘定 設定来の平均リターン(1年・3年・5年〜設定来でのリターンの幅)
ドライバー(1W) 世界株式型 11.43%

(6.11〜11.43%)

フェアウェイウッド(3W) 日本成長株式型 6.4%

(5.53〜17.12%)

フェアウェイウッド(5W) 世界コア株式型 5.96%

(4.97〜17.97%)

ユーティリティ(UT) 総合型 3.81%

(3.81〜7.11%)

 

5番アイアン 世界債券型 3.11%

(0.07〜3.11%)

 

7番アイアン 日本株式型 2.75%

(2.75〜14.13%)

サンドウェッジ 債券型 0.52%

(0.52〜4.12%)

パター 短期金融市場型 0.13%

(-0.02〜0.13%)

それぞれのリターンにはバラツキがありますが、グリーン(目標額)に近づいてきたら徐々に飛距離を落としたクラブを選んでいくというのが投資のリスクコントロールの第一歩と言えます。

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