「行くぜ、人生」挑戦する人を応援するFWD富士生命が収入保障を8月より改訂!

決してJR東日本の「行くぜ、東北。」をパクったわけではないと思いますが、よく似たキャッチコピーですね。

保険会社のイメージにはこれまでなかった、かなりアクティブなイメージ戦略を取るFWD富士生命っていったいどんな会社なのでしょう。

→ 東洋経済「いくぜ、人生」を掲げる保険会社の狙い FWD富士生命、デジタルで保険を変革

 

日本で初のアジア系生命保険会社

香港を拠点に、パシフィック・センチュリー・ホテルなど多角経営を行うPCGの保険部門として2013年にFWD INSURANCEは誕生しました。

わすが5年間の間にマカオ・フィリピン・タイ・ベトナム・シンガポール・インドネシアと東アジアを中心に展開。

リーマンショックによって破綻をしたAIGの生命保険部門であるAIG富士生命を2017年9月に買収することを足がかりに日本に上陸をしました。

北極マラソンなどのスポンサーを務め、アジアで急成長をしている保険会社の一つです。

旧AIG富士生命は「がんベストゴールド」というがんと診断されるだけでまとまった一時金が受け取れるがん保険の大ヒット商品でブレイクしました。

その後も「医療ベストゴールド」など入院一時金ブームの火付け役にもなりました。

現在でも同社の看板商品として人気ですが、FWD富士生命に社名変更から約1年。

ついに最初の保険商品がリリースされることになりました。

2018年8月2日より発売開始されるのは次の2商品です。

  • 無解約返戻金型収入保障保険Ⅱ
  • 引受基準緩和型収入保障保険(無解約返戻金型)

さて、どんな内容なのか確認していきましょう。

 

健康に不安のある方向けの数少ない収入保障

通販系やネット生保あたりが攻めてくると思いましたが、FWD富士生命が出してきました。

収入保障保険は被保険者死亡時または高度障害状態時に毎月◯万円という給与のような給付を一定期間だけ保障する保険商品で定期保険の一種です。

定期保険は掛け捨て型とも呼ばれ、保険料の貯蓄性は原則としてありません。その代わり少ない保険料で大きな保障が得られる点では保険の原点とも呼べる商品です。

”少ない保険料で大きな保障”これは大変うれしい反面、保険会社にとって引き受けるリスクが大きくなってしまう危険性もはらんでいます。

生命保険は持病や既往症、過去に大きな病気をすると加入が出来なくなってしまう事も少なくありません。特に定期保険や収入保障保険では加入そのものを断られることもあります。

そこでFWD富士生命の引受基準緩和型収入保障保険(無解約返戻金型)、愛称[FWD収入保障引受緩和]では契約当初1年間は保障が50%しかされず、2年目から100%となるように設計をしました。

医療保険における引受基準緩和型を応用した考え方です。

健康状態を問う告知項目が通常の商品より少ないため、リスク分は少し割高な保険料を設定することになっています。

 

実は引受基準緩和型の医療保険や死亡保障の定期保険はこれまで様々な会社が発売をしてきました。

例えばアクサ生命では解約返戻金がある引受基準緩和型の定期保険を、アクサダイレクト生命では通販型専用として解約返戻金のない定期保険を販売してきました。

しかし定期保険は一定の保障額を一定期間保障するため、例えば子育て世代のように年々必要保障額が減るライフステージにある方の保険としては保障額が当初は足らないなど課題もありました。

また保険料が割高で、あまり大きな保障を確保しづらいという課題もありました。

今回、FWD富士生命が発売開始する収入保障保険での引受基準緩和型は私の記憶の中では国内初だと思います。

尚、保障は死亡保障に特化しており、高度障害は含まれていないようです。

お支払いする年金 支払い事由 支払額
災害遺族年金 不慮の事故によるケガでその事故から180日以内に死亡したとき、または所定の感染症により死亡したとき 年金月額と同額
遺族年金① 契約日から起算して1年以内に死亡したとき

(災害遺族年金が支払われる場合を除く)

年金月額の50%相当額
遺族年金② 契約日から起算して1年経過後に死亡したとき

(災害遺族年金が支払われる場合を除く)

年金月額と同額

気になる保険料と告知項目ですが、まだ非公開という事で解禁されるまでもう少し時間が必要なようです。

 

働けないリスクにも備えるFWD収入保障保険

もう一つの収入保障保険はかねてから噂のあった就業不能保障をつけた収入保障保険(早口言葉?)です。

 

正式名称を無解約返戻金型収入保障保険Ⅱ

愛称を[FWD収入保障]としているそうです。

 

死亡・高度障害に加えて次の2つの保障範囲を拡大しました。

 

主契約(生活支援特則)

お支払いする年金 支払事由 支払額 受取人
障害年金 ①所定の高度障害状態に該当したとき

または

②身体障害者福祉法に定める障害の等級1~4級のいずれかに該当し、身体障害者手帳が交付されたとき

年金月額 被保険者
介護年金 公的介護保険制度により要介護1以上に認定され、その効力が生じたとき 年金月額 被保険者

※障害年金は介護年金と重複して支払われません。(高度障害年金とも重複しては支払われません)

※障害年金または介護年金が支払われている場合に、遺族年金の請求を受けたときは、以後、障害年金または介護年金は支払わず、遺族年金を支払います。

 

死亡時と同額保障という事でソニー生命が2014年から独壇場だった就業不能保障の領域を奪いにきました。

しかも障害手帳1~4級(ソニー生命は1~3級)と広げてきただけでなく、公的介護要介護1以上(ソニー生命は要介護2以上)ですから保険料次第では見直しを検討する方も増えるかもしれません。

 

非喫煙者優良体保険料率、非喫煙者標準体保険料率、

喫煙者優良体保険料率、喫煙者標準体保険料率の4つの保険料率区分を設けている点から健康診断を受診している人で数値などが良好な方は割引が適用されます。

悪性新生物・脳血管疾患・心疾患対応の広い保険料免除特約

FWD収入保障には更に悪性新生物・脳血管疾患・心疾患に対応した[3大疾病保険料払込免除特約Ⅱ]を付加できるそうです。

元々同社の3大疾病は業界の中で最も対象範囲が広いと話題でしたが、収入保障にも適用を広げてきたのはうれしいですね。

※FWD収入保障引受緩和には付加できない。

業界初の「配偶者同時災害死亡時割増特則」

2商品に共通して付加できる特則が「配偶者同時災害死亡時割増特則」です。

※付加を外すこともできるそうですが、保険料は変わらないそうです。

 

この特約は近年、自然災害など同一の不慮の事故等で夫婦両方を同時に失うなどの出来事があったことから設計を検討されました。

この表は2011年3月11日の東日本大震災の岩手・宮城・福島3県での

両親共失った子供を震災孤児、両親のいずれかを失った子供を震災遺児と定義しています。

詳しくは表の画像をクリックしてご確認ください。

 

FWD富士生命の新しい特則では前者に該当した場合に割増保険金を届ける新たな仕組みです。

該当した場合にどれくらいの割増保険金になるのかの詳細はまだわかっていません。

 

契約条件

2商品共通

保険満了年齢・期間 50歳~80歳かつ契約から最短10年
保険料払込期間 保険満了期間と同じ
年金支払期間 保険満了期間と同じ
最低支払保証期間 2、3、5、10年
保険料払込方法(回数) 月払、半年払、年払
保険料払込方法(経路) 口座振替扱、クレジットカード払扱※
契約年齢 20~70歳

※個人契約の場合のみ。個人事業主および法人契約では口座振替扱のみ

関連記事

  1. 私の医療保障の備え方〜FPはどんな保険に入っているのか

  2. ゴールドメディ・ワイド

  3. 数字で振り返る東日本大震災と保険の役割(損害保険)

  4. 予定利率 値上げ

    生命保険の保険料が値上げ?値下げ?どっち?

  5. 医療保険は最低でも5年に一度は見直さなければ危険な理由

  6. FPが選ぶ介護保障を勝手にランキング2017

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA