変額年金、久々の参入会社に初のアジア系生保FWD富士生命か?

先日、ある業界雑誌を読んでいたらFWD富士生命の

経営者インタビューが掲載されていました。

そこには現在、商品開発中の保険が幾つかあり、

2018年以降にリリースすることが語られていました。

一時払い終身、外貨建て商品、個人年金、変額年金などと書かれていたので

もう既にかなり具体的な段階に入っているのではないでしょうか。

 

外貨建て商品というのがどんなタイプか定かではありませんが、

個人的な期待としては円定額払いの外貨建て保険が登場してくれたらいいなと思います。

昔、メットライフ生命が一時期発売していたのですが、現在は販売停止されてしまい現在は

どこの会社も販売停止してしまい、マニュライフ生命のこだわり個人年金くらいしかない…状況ですので。(この商品が悪いわけではないが、選択肢が限られるのはどうかと思う)

 

FWDってどんな会社?

FWD富士生命は昨年、アメリカの大手損害保険会社AIGからアジア全域で様々な金融事業を行うFWDグループへ親会社が引き継がれました。

アメリカ系保険会社は日本で数多く展開していますが、ヨーロッパ系は非常に少なく、

アジア系は私が知る限りでは生命保険会社としては初だったと記憶しています。

FWDグループは2013年に香港・マカオ、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、シンガポールで保険事業を展開する香港パシフィック・センチュリー・グループの一員です。

パシフィック・センチュリー・グループと言えば、東京駅丸の内にあるフォーシーズンズホテルが入っているビルを2006年に2000億円で買うなどした香港の通信会社PCCWもグループ企業です。

東京駅の発着を見ながら過ごせるフォーシーズンズホテル

 

 

現CEOリチャード・リー(李沢楷)は親が香港でも有数の資産家であり、

2000年には香港テレコムを買収するなど大胆な経営方針としても知られています。

日本で言えばソフトバンクの孫正義社長に近いタイプでしょうか。

先進的なことに次々と挑戦をするアグレッシブな方のようです。

(孫社長の親は事業に失敗してそんなに裕福ではなかったようですが)

 

アジアを制する企業が飛躍するのは自明の理

FWDグループが展開している地域はいわゆる新興国が非常に多く、

経済発展による恩恵はグループに大きな収益をもたらす可能性が高いと考えられます。

各国で保険事業に対する規制は異なりますが、さまざまなアイディアや実績を応用した

全く新しい提案などが登場するかもしれません。

 

AIG富士生命時代の保険は順次改訂?

社名が変更される前から販売されてきた様々な保険は今のところ改訂予定はないようです。

しかし2年ごとに診療報酬は改訂され、医療に対する備え方も変化していきます。

人気だった「医療ベストゴールド」「がんベストゴールドアルファ」なども早晩改訂がされるかもしれません。

(過去にも触れましたが個人的に医療ベストゴールドは画期的な商品だと思って加入しています。)

 

FWDグループにもっとも期待したいのがフィンテックを活用した保険商品”インシュアテック”です。

日本より5年先を進んでいる香港やシンガポールからの新しい保険商品に、

一番乗りはFWDかマニュライフ か。期待が高まります。

(マニュライフ生命はフィンテック企業との連携を

東南アジアで既に始めているが、日本での展開は未定)

変額年金ってどんな商品?

 

変額年金は正式には変額個人年金保険と呼ばれ、銀行窓販を中心に2000年頃から売り出されていた商品です。

通常の個人年金保険が契約時の予定利率固定なのとは逆に、投資信託による運用によって将来得られる年金額が変動するタイプです。

保険料控除は一般生命保険料控除扱いとなります。

 

変額年金には死亡保障がほぼなく、運用中の収益が非課税であることから

民間保険会社が提供する確定拠出年金と類似した仕組みのものとなります。

(所得控除などの特徴は一般生命保険のみ)

 

2000年頃には多くの外資系保険会社が変額年金を武器に参入しましいたが、

殆ど撤退をしてしまい残っている変額年金の運用会社は保全を中心に行い、

新規募集を停止していることも少なくありません。

 

国内最大の変額年金の運用会社はソニー生命とその関連会社ソニーライフ・エイゴン生命、

そしてマニュライフ生命、NN生命でしょう。

一時払タイプが主流となっており、ソニー生命には平準払(月払)の商品がひっそりとあります。

2017年に『iDeCO(個人型確定拠出年金)』、2018年は『つみたてNISA』と次々に投資性、

運用リスクのある政策が打ち出されている中ですから、新規プレイヤー参入で

変額年金も活性化すると嬉しいですね。

 

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