FPが選ぶ介護保障を勝手にランキング2017

 

さぁじゃんじゃん出ます、出します

FPが独断と偏見で選ぶ保険ランキング2017「介護保障」です。

介護保障は近年、急速に普及が進む保障ジャンルです。

単身者や親の介護の経験をした方が、老後の備えとして

医療保障と併せて加入をすることが多いのも特徴です。

 

介護保障(掛け捨て型・終身年金タイプ)

順位 保険会社 商品名 選定理由
1位 朝日生命 あんしん介護 【要介護1から段階給付】

保険金額(年額)60万円に設定すると

要介護1で20万円

要介護2で30万円

要介護3で40万円

要介護4で50万円

要介護5で60万円

と段階に応じて給付額され、一生涯受け取り続けられる。

年金タイプで唯一の要介護1からの支払いに対応。

最低保険金額が年額30万円から設計できるのもポイント。

2位 あいおい生命 新医療エースプラス(介護保障特約) 医療保障に特約として付加でき、【要介護2】から支払い。

同社の医療保障に付加できる三大疾病保険料払込免除特約と連動するので、

健康な方は付加しておくと介護保障も【心疾患・脳血管疾患】と

広い保障範囲で所定の条件に該当すれば保険料免除に。

 

年金に加えて一時金を初回のみ0倍(一時金なし)、

1倍、2倍、4倍と非常に少ない保険料で付加でき、

介護用具などの準備費用としても利用できる。

 

また保険料を抑えたい方は「終身介護年金」の他に

「5年確定介護年金」も選択可能。

3位 ソニー生命 終身介護保障(低解約返戻金型/無配当)  介護年金を【要介護2】から終身で受け取れる割安なプラン。

 

初年度のみ同額上乗せが可能なプランも選択可能。

 

介護保障(貯蓄タイプ)

順位 保険会社 商品名 選定理由
1位 ジブラルタ生命 米国ドル建介護保障付終身保険(低解約返戻金型) 円と比べて相対的に高い米国債券利回りで運用のため

高い返戻率を誇る。

為替が有利な時に払込をした日のレートで前納が可能。

基本は【一時金タイプ】の保険金支払いだが、

請求時に【終身介護年金】受け取りに変更が可能。

年額と期間いずれかを固定することが出来、

自由度が高いのが選定理由。

支払い要件は公的介護保険【要介護2以上】と【死亡・高度障害】

 

特約で米国ドル建特定疾病終身保険も付加可能(50%プランのみ)

2位 ソニー生命 米国ドル建生前給付終身保険(生活保障型) 2017年9月より発売が開始された保障範囲で

業界最強のLB(リビングベネフィット)の米国ドル建版。

【一時金(保険金)タイプ】のみ。

【公的介護保険制度 要介護2】に加え、

【障害手帳3級】、【三大疾病】、【死亡・高度障害】

いずれかでも保険金が支払われる。

いずれかが支払われると保険は消滅。

 

1位ジブラルタ生命との差は【終身年金】が選べるか、

【返戻率の高さ】で2位としました。

円での払込日時点のレートで、前納可能。

3位 プルデンシャル生命 米国ドル建介護終身保険 【終身介護年金】受け取りを前提とした米国ドル建終身保険。

支払い要件は【公的介護保険 要介護2】または

【死亡・高度障害】。

またアルツハイマーなどの認知症と診断された場合には

介護年金が2倍になる【認知症倍額加算】という独自の給付あり。

 

一時金受け取りは原則不可。円での前納も不可。

保障としては優秀だが、ジブラルタのような【一時金受取】や

ソニーのような【保障範囲】がなくあくまで介護と貯蓄性を重視したプラン。

次点 ソニー生命 5年ごと利差配当付終身介護保険(円建)…円建で死亡保障と貯蓄性を重視したプラン。支払い要件は【公的介護保険 要介護2】、円の超低金利の影響で返戻率は契約年齢と払込期間にもよるがおよそ60~70%。

 

まとめ

黎明期には各社独自の支払い要件だった介護保障ですが、

近年は公的介護保険制度と連動する介護保障が主流になってきました。

貯蓄額や保険料支払い能力によって大きく分かれる掛け捨て型と、貯蓄型。

 

貯蓄型は日銀のマイナス金利の影響で円建てはほぼ壊滅状況。

相対的に金利の高い米国国債による米国ドル建が主流に。

支払い要件は要介護2以上が主流。

 

掛け捨て型は終身年金が主流という傾向。

支払要件は要介護1または要介護2が主流。

 

介護の実態は平均寿命の長寿化によって5年以上の長期になる方も増えています。

介護保障としては終身介護年金が最も安心ですが、

家族の状態や貯蓄状況によって一時金、介護年金を選べるジブラルタ生命のプランは

非常に優秀だと考えています。

 

一方で【介護一時金】が一回だけしか出ない介護保障は、非常に微妙だと考えています。

安くて加入しやすいのは良いのですが、介護の実情とかけ離れていると感じます。

具体的には…

順位 保険会社 商品名  選定理由
ワースト3位 朝日生命 プライムステージ(法人保険専用) 【要介護3】は今更な感がある。

損金目的という保障ではなく、節税効果を狙った商品。

 ワースト2位  ひまわり生命 介護一時金特約  【要介護1】で支払われるのは大変素晴らしいのですが、

一回だけの支払いは実情に即していないのでは?

 ワースト1位  メットライフ生命  介護一時金特約  【要介護2】で一回だけ100万円。

受け取っても焼け石に水では?

 

これは加入年齢にもよりますが、保険の持つ【少ない保険料負担で大きな保障を得る(レバレッジ)】機能から

遠ざかる商品が多い傾向と考えています。

加入年齢が60歳未満の場合は払込総額も少なく、保障額の方が常に大きくなるのでまだ選択肢になりますが

60歳以上の場合には保険金額を払込総額が超えてしまい難しいかと。

せめて死亡給付金としてでも出るなら分かるのですが。

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