アメリカ利上げで新興国通貨安になる!?自分の頭で考える習慣を身につけてほしい理由

トランプ大統領の一言で世界経済が振り回されている…そんな印象を受けている方も少なくないでしょう。

米朝会談がここに来て延期(リスケジュール)、しかも輸入品への関税を脅しに自国第一主義を徹底して貫く様子ですがアメリカの経済は多くのアナリストたちの分析によるとそれでも尚、「底堅い」と評価しています。

以前にもアメリカ経済がミレニアル世代によって2035年頃まで拡大していく可能性が高いと紹介しましたが、今回はそれとは少し異なる視点からその背景とそれに伴う新興国通貨や株式への影響をご紹介します。

 

経済アナリストの思考に触れるソニー・フィナンシャルの経済レポート

 

ソニー生命やソニー損保、ソニー銀行などを有するソニー・フィナンシャルは経済アナリストを抱えながら投資家に様々な経済レポートを公表しています。

ソニー・フィナンシャルの経済レポートの素晴らしい点は日々の市場の様々な解説を分かりやすく教えてくれる上に、その背景や根拠となるデータを用いて論理立ててレポートにしてくれる点です。

株式市場の動きは経済の鏡ですから、株式市場からの視点だけでなく経済視点からのアプローチは大変価値があります。

為替や株価、金利など様々な要因が影響し合う投資の世界においてこれだけのレポートを書き起こすだけでも大変ですが、大手証券会社やネット証券以上に投資ではなく経済の視点から書かれている記事はなかなか無料で読めるところがありません。

普段、日経新聞などの経済新聞を読んでいない投資家はこういったレポートを参考に戦略を立てるのも良い方法ではないでしょうか。

 

アメリカが更なる利上げをすると為替は円安、新興国通貨安が進む

ソニー・フィナンシャルが5月22日に公開したレポートではアメリカ経済の堅調さと、それに伴って発生している新興国通貨安の影響を考察しています。

アメリカ経済を堅調と評価するその理由や、今後の利上げの上限、それに伴う新興国通貨危機はまだ起きづらいと考えられている理由が書かれており、為替を注視している方はここしばらくの通貨安の理由を理解できるかもしれません。

利上げをされると金利の高い通貨に資金は流れやすくなるため円安が進みます。

(利上げ発表直後は利益確定の売りが進むため短期的には円高になる)

1ドルの価値が上がるため、より多くの円を支払わなければドルに両替ができません。

つまり円安が進むというのが大まかな考え方です。

 

これは金利の低い日本円に対してばかり起こるわけではなく、アメリカと比べても金利の高い新興国通貨にも起こります。

新興国通貨は金利が高い代わりに価格変動リスク、カントリーリスク、金利変動リスクも高く、アメリカのような大国が金利を上げると投資家は新興国通貨から資金を引き上げてアメリカドルまたはアメリカの株式などに持ち換えようとする流れがあるためです。

私も今から10年ほど前までFXなどのデイトレードをしていました。

金利(スワップ)が高い通貨を何の根拠もなく扱うのはギャンブルと変わりません。

世界の通貨はアメリカドルを基軸通貨としていて、他通貨へはクロス通貨として両替→両替を繰り返して買っています。

基軸通貨であるアメリカドルを抑えずにただ投資をするのは自殺行為です。

 

自分の頭で考える習慣を身につけることは最高の教育

この投資信託が良い、あの投資信託はダメらしい。

あの保険が良いらしい、あの商品は良くない商品らしい。

インターネット上では様々な情報が入り混じっています。

食事をしに行く際に食べログのレビューを参考にしたり、買い物をする際には口コミを参考にすることは私たちにとって今や当たり前のようになっています。

しかし健康食品の宣伝のように「個人の感想」と客観的事実を私は分けて考えるべきだと思います。

この客観的事実を知るために現在多くの人は対価を支払っていません。

便利になった事は喜ばしいですが、口コミ(個人の感想)=客観的事実としてしまっている人が増えている点は大変気になります。

そして口コミは無料で手に入りますが、客観的事実を手に入れるためには対価が必要です。

もし対価を支払わないなら、それはあなたの支払うお金にそれが込み込みになっていると考えるべきです。

金融商品を選ぶ際に自分の頭で考えずに答えにばかり飛びつく人はカンニングと一緒でその人の実力にいつまで経ってもなりません。

あなたが本当に自分の知識と思考を持って資産形成をしようというのであれば自分の頭で考えるのをやめてはいけません。

やめた瞬間、あなたはカモになるかサギに合うか。何故か鳥の名前が付きます。食べられてしまうということの暗喩なのかもしれませんね。

ちなみにこのブログFP Voice(意見)は私個人の意見であり、考え方です。いわば口コミの一つです。

嘘を書こうとは思っていませんが、間違ったことやミスリードをする事もあるかもしれません。

そして一切の責任を当然ですが私は取れませんし、取りません。

なぜならこのブログの情報は無料であり、投資や契約は全てにおいて自己責任だからです。

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